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　2008年3月8日午前2時半ごろ、豊島区の「葵グランドホテル」(南大塚1-31-13)の１階フロント付近から出火、宿泊客の受験生１人と経営者家族4人が重軽傷を負ったそうです。「100平米が焼けた」「家族経営のホテルの経営者夫妻が重症」との報道情報から推して、少なくとも当面の営業再開はむずかしいのじゃないかと思われます。

葵グランドホテルのページへ▼
http://www.mport.info/kandagawa/inn/toshima/post_705.html

　そういえば先月15日にも、港区の「芝パークホテル」で、ボヤ程度ですが火災が発生しており、防火設備の不十分さが指摘されていました。

芝パークホテルのページへ▼
http://www.mport.info/kandagawa/inn/minato/post_380.html

　今回の葵グランドホテルも「２階の宿泊客２人がどちらも窓から飛び降りて脱出した（うち１名がブロック塀に胸を打って重傷）」といった報道を見る限り、防火・非常脱出設備は相当心もとない状態だったことが想像され、「受験のため上京中に火事にあって重傷となった高校生」とそのご家族のことを思えばどうにも胸が痛みます。
　ホテル経営に携わる方々には、規模を問わず「万一の火災対策」を充実していただきたいものです。